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これでもう高い音は怖くない!【トロンボーン】ダブルHigh B♭までの道のり【理屈編】

音楽

こんにちは、SkyCreateのヒロムです!

今回は金管奏者にとっては憧れやロマンに満ちた「ハイノート」についてです!

私はトロンボーン奏者なのでトロンボーンについてのハイノートの演奏の仕方をご紹介します!

始める前に、この記事では私がダブルHighB♭を出せるようになった考え方や練習を書きますが

一つ重要なことを先に申し上げておくと

私個人の自論が多分に含まれています

そのことを念頭において読んでもらい、自分にしっくりくりところだけ参考にしていただけると幸いです!

上の音が出にくい。力が入って無理に出している感じがする

すぐバテる。このままの練習でいいのか?

ヒロム
ヒロム

まさに昔の私の症状です!

そんな状態からどうやって抜け出してハイノートを自由に演奏できるようになったかご紹介していきます!

ヒロム
ヒロム

今回はハイノートの道のり【理屈編】です!

この記事でわかること

・ハイノートのとらえ方
・楽器の構え方と体の使い方

ハイノートのとらえ方

「ハイノート」というと「高い音」。

なので「高いところにあるから下から狙う、もしくは取ろうとする」イメージになりがちです。

私はそうでした。一生懸命に高いところにある音を取るイメージでした。

このイメージを少しずつでいいので変えていきましょう。

「高い音」は「高いところ」にありません

あなたの近く、もしくは手の届く範囲の前方にあります。

このイメージに少しずつしていくだけで無駄な力を使わずに済みます。

これは「ボレロ」のようにいきなりハイノートから始まるフレーズの時にも有効な考え方で、

イメージとして下から狙うよりも、上から狙った方が当たる確率が上がります。

ハイノートは高嶺の花ではなく、実はいつも一緒にいる高飛車な幼馴染なんです。

どうですか?

なんだかハイノートと仲良くなれそうですよね?

楽器の構え方

楽器の構え方でのポイントは2つだけ!

 ・ひとつは「自分の一番楽な姿勢のところに楽器を持ってくる」こと
 ・ふたつ目は「息の圧力」=「左手での楽器のプレス」

ひとつ目はそのままの意味で、

「ずっと立っているorずっと座っているのが辛くない姿勢」=「楽な姿勢」という考え方です。

そこを見つけ出し、そこに楽器を持ってくるということを繰り返します。

動画で解説しているものがありますのでこちらもみてみてください。

【吹奏楽部・中高生向け】勝手に5分間レッスン【姿勢編】
「力が入ってしまう」、「すぐ疲れてしまう」など困ったことはありませんか?トロンボーン奏者の私が8年試行錯誤を繰り返した「姿勢」について5分で説明とその練習法をお届けします!!緊急事態宣言の中、部活ができていない子供達のためにお家で音を出さずにできる練習も説明しています!少しでも興味があったら5分で済みますので聴い...

これにより負荷の少ない姿勢での演奏を目指します。

これは「ハイノート」に限った話ではありません。全ての演奏シーンで効果を発揮するのでおすすめの考え方です!

ふたつ目は「プレス」の話です。

楽器を演奏する上で重要な「プレス」

「プレス」とは「楽器を口に押し当てること」を指します。

私の時代なんかは「プレスはしない方が正義」みたいな考え方が流行っていましたが、この考えは危ないです。

「プレス」は演奏する上で必要不可欠です。

なんてったって楽器と体の密着率を上げて楽器を体の一部かの如く一体にならないと自由な演奏はできないからです。

そして「ハイノート」になると息の圧力やスピードがめちゃくちゃ速くなります。

そのスピードで楽器が前に押されてしまいます。(嘘かと思いますが本当です)

なのでそれを抑えるべく「左手でのプレス」をしっかり行います。

この時に「息のスピード」=「左手でのプレス」がしっかりできていると均衡の取れた「良いプレス」の状態を作り出すことができます。

しかもこれはバテにくくなります。

程よいプレスをすることでマウスピースが唇を支えてくれるからです。

参考にしたHighDが綺麗に出ている動画はこちらです。

私作曲の曲です。聴いてください!

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体の使い方

体の使い方ですが、私は体の使い方が下手で力が入りまくっていたという話を「イップス」の記事でお話ししました。

まだ読んでない方はぜひ一読お願いします

【楽器イップス】トロンボーン歴21年が語る、イップス経験談
うまく体が動かせなくていつも通りのパフォーマンスができない「イップス」。経験してから改善までに気をつけてきたことをまとめます。

筋トレを重ねるうちに「肩に力が入りまくっている」ことに気がつき、演奏するときの姿勢を見直しました。

「ハイノート」を演奏する上で「肩の力」は一切いりません。

でも肩に力を入れないように気をつけると逆に肩が疲れているという状況にもなりました。

なので肩の力が入っていても「あー入ってんなー」の考え方くらいでいいと思います

それよりも重要だったのがみんな大好き「腹筋」です。

よし!じゃあ今から腹筋100回だ!!!!

たなる人がいますが落ち着いてください。

私が言いたいのは「腹筋の使い方」です。

腹筋に力を入れたところで、それが演奏と全く関係なかったら意味がありません。

なので大切な考え方としては

「腹筋の力をダイレクトに息に伝える」ことです。

腹筋の動きとブレスがリンクしていればいいんですが、これそんなに難しい技術じゃないし、楽器なくてもトレーニングできるのでやってみてください。

やり方はただ「腹筋を意識しながら息のスピードを速く吐く」だけです。

初めはしっくりこないかもしれませんが、やっていくうちにわかってきますよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は【理屈編】ということでハイノートを演奏できるようになるための理屈をご紹介しました。

・ 「高い音」は「高いところ」にありません
あなたの近く、もしくは手の届く範囲の前方にあります。 

・「ずっと立っているorずっと座っているのが辛くない姿勢」=「楽な姿勢」

・「息のスピード」=「左手でのプレス」がしっかりできていると均衡の取れた「良いプレス」の状態を作    り出すことができます。

・「腹筋の力をダイレクトに息に伝える」

ざっとまとめるとこんな感じですね。

【実践編】も記事にしますのでそちらも読んでみてくださいね!

少しでも参考になってもらえると嬉しいです。

それでは良い音楽ライフを!!

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