こんにちは!SkyCreateのヒロムです!
今回は金管楽器の基礎練習のど定番!「リップスラー」についてお話しします!
ロングトーンはよくしているけど、リップスラーは時間をあまりかけていない
こんな声をよく聞きます。
特に中学生はリップスラーの時間を取れていないように思えます。
私もそうでした。
この記事ではその「リップスラー」との出会い、重要性をお話ししていきます!
この記事でわかること
・リップスラーってどんな練習??そんなリップスラーとの出会い
リップスラーとの出会い
私は中学校に入ってからトロンボーンを始めました。
初めの1年はマウスピースの練習やロングトーン、音域の拡大などの練習に明け暮れていました。
今思えばかなり非効率な練習をしていたなと思います。
中学校での私はリップスラーに関しては「3Dバンドブック」の8Pのリップスラーしかしていませんでした。
これも非常にいい練習なのでまずはやってみるといいいです!
中学校では「ロングトーン特化」の練習で、30分ロングトーンしたりしていました。
このおかげで音を覚えることができたし、音を長く伸ばすことには抵抗がなくなりました。
そんな私がリップスラーの重要性に気づいたのは高校生になってからでした。
高校になると顧問の先生から渡された「リップスラー」の教本。これが人生を大きく変えた出会いでした。
「レミントンのウォーミングアップ・スタディ」
私が渡されたのは簡略版でしたが、そのリップスラーの楽譜を見た途端、ワクワクが止まりませんでした。
こんなにも私の知らない練習が世の中には溢れているんだと、まだ私は上手くなれる!と感激しました。
でも実際やってみると難しい。全然できない。ゆっくりからひたすらに毎日少しずつ練習していきました。
でも少しづつできるようになってくる。簡略版の全てのパターンがなんとなくできるようになるまで1年半かかりました。
その頃には音域はHighB♭まで使いこなせるようになり、下の音も開放的に吹けるようになりました。
縦横無尽に音域を行き来するリップスラーは柔軟性をあげ、演奏する上での最低限の体力を与えてくれました。
金管楽器の高等技法「リップトリル」もこの頃習得しました。
そして音大受験へと進んでいくんですが、またこのお話は別の機会に。
長くなりましたが、「リップスラー」との出会いとその重要性、わかっていただけたでしょうか。
もし上達したくて、まだリップスラーをしっかりやったことがないという方がいたら今すぐ始めたほうがいいと思います
Remington Warm-Up Studies for Trombone
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まとめ
レミントンのリップスラーとの出会い。
この出会いがその後の人生を大きく変えました。
楽器が楽しく、自分が上達していくのがはっきりとわかったのです。
音楽を演奏することの喜びをもたらしてくれました。
まだ出会っていない方に向けて、この出会いが素晴らしいことをお伝えしたい。
「リップスラー」は楽器の上達に不可欠な重要な役割を果たします。
次回はリップスラーの具体的な練習方法や、その仕組みについてお話ししていきたいと思います!
今回はこの辺で。参考になったら嬉しいです!
それだは良い音楽ライフを!!
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